講座
講座
No.2051 身近な地域史[会場:東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)]
―播磨国風土記の故地をたずねて―
播磨国風土記の内容を丁寧に読み解きながら、当時の東アジアや倭王権・律令国家とのかかわりの中で、播磨がどのような位置や役割を果たしていたのかという点や、古代播磨の地域社会と人々の暮らしぶりをお話しいたします。また風土記に登場する地名を可能な限り現在地に比定し、現況をスライドで紹介することに努めます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
播磨国風土記の読解を通じて、皆さんの近くに現在も残る「古代」を感じてみませんか?風土記を片手に現地も訪れてみてください。
講師・略歴
松下 正和(神戸大学地域連携推進本部 特命准教授)
2004年神戸大学文学部助手、2009年神戸大学大学院人文学研究科特命講師、2017年より神戸大学地域連携推進本部特命准教授。専門は日本古代史。現在は災害史・地域史、被災資料の応急処置法(脱臭・物理的な微生物制御)、歴史と文化を活かしたまちづくり、自治会文書等民間所在資料の保全と活用に関する研究、災害記念碑を活かした地域防災活動支援などを研究している。『播磨新宮町史』『加西市史』『香寺町史』『新修神戸市史』の自治体史にも携わる。
日程
① 10月16日(水) 風土記と揖保郡の概要
② 11月20日(水) 揖保郡条~香山里・栗栖里
③ 12月18日(水) 揖保郡条~越部里
④ 1月15日(水) 揖保郡条~上岡里・日下部里
⑤ 2月19日(水) 揖保郡条~林田里
⑥ 3月19日(水) 揖保郡条~広山里
時間 水曜日 13:00~14:30
- 会場
- 東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,900円