講座
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No.1142 『日本書紀』と古代の日本
―野見宿禰の伝承と土師氏―
『日本書紀』には野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)との相撲の伝承や、殉死の代わりに埴輪を陵墓に埋めることを進言した説話があり、土師氏の祖であるとも伝えられています。
また野見宿禰は播磨風土記にも伝承があります。野見宿禰の伝承や土師氏の動向から古代史について考えます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
神話・伝承・史書・考古資料などを通して、古代社会や政治・文化について理解を深めます。
講師・略歴
生田 敦司(大谷大学・龍谷大学 非常勤講師)
京都府立大学文学部史学科卒業、同大学院修士課程修了。龍谷大学大学院博士後期課程国史学専攻単位取得退学。博士(文学)。
現在、大谷大学、龍谷大学、各非常勤講師。
【単著】『記紀氏族伝承の基礎的研究』(和泉書院)
【共著】『気候変動から読みなおす日本史』第1巻・第3巻(臨川書店)ほか
日程
① 5月17日(土) 野見宿禰・土師氏の出自
② 5月31日(土) 相撲の伝承
③ 6月 7日(土) 埴輪の伝承
④ 6月21日(土) 土師氏の性格(奉仕と職掌)
⑤ 7月 5日(土) 土師と葬礼
⑥ 7月19日(土) 野見宿禰と播磨
時間 土曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,900円