講座
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No.2011 中世の神社信仰と地域
―ひょうご五国の一宮からみる中世社会―
中世日本66か国すべてに設置された一宮は、各国の政治・社会秩序の維持・安定を実現するための守護神となり、王城鎮護二十二社とともに国土安穏を実現する役割を担いました。本講座では、ひょうご五国(摂津・丹波・但馬・播磨・淡路国)における一宮の歴史的展開を概観しながら、中世社会の特色を学んでいきます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
神社と地域権力の関係や、地域における信仰の様態をみることによって、日本中世がどのような時代であったのかを理解することができます。
講師・略歴
田村 正孝(関西大学文学部 非常勤講師)
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
現在:関西大学文学部・大手前大学現代社会学部・創価大学通信教育部文学部非常勤講師、立命館大学文学部授業担当講師。
主な論文(単著)
「中世後期における信濃国一宮と地域」(『ヒストリア』199号、2006年)、「中世宇佐宮の変容-宗廟から一宮へ-」(『ヒストリア』208号、2008年)、「中世における和泉五社の展開」(『史敏』5号、2008年)、「南北朝・室町期における播磨国一宮と守護赤松氏」(『ひょうご歴史研究室紀要』8号、2023年)
日程
① 4月24日(木) 諸国一宮とは何か
② 5月22日(木) 摂津国一宮と地域
③ 6月26日(木) 丹波・但馬・淡路国一宮と地域
④ 7月24日(木) 播磨国一宮と地域(1)
⑤ 8月28日(木) 播磨国一宮と地域(2)
⑥ 9月25日(木) 中世の神仏世界 -講座のまとめをかねて-
時間 木曜日 13:00~14:30
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 9,900円