講座
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No.2081 『峯相記』の世界[会場:東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)]
―中世播磨に伝わる伝承―
南北朝期の播磨で書かれた『峯相記』には、当時の播磨にあった寺社の縁起、伝承、実際にあった出来事など、様々な内容が記されています。
今回の講座では、『峯相記』に残る、当時の播磨に伝わっていた伝承を読んでいきます。また、江戸時代の地誌なども参考に、南北朝期の伝承が、後世どのように伝わっていったのかもあわせて見ていきます。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
『峯相記』には播磨独自の伝承が沢山残っています。それらのひとつひとつを楽しみながら読んでいきましょう。
講師・略歴
井上 舞(神戸大学大学院人文学研究科 特命講師)
徳島大学総合科学部卒業。神戸大学大学院文学研究科・文化学研究科修了。日本中世文学専攻。修了後は神戸大学大学院人文学研究科地域連携センターで、兵庫県内の自治体との連携事業に従事。地域に残る歴史資料の保全・活用に取り組む。福崎町との連携事業では、柳田國男をはじめとした松岡家の研究に取り組んでいる。
日程
① 4月30日(水) 『峯相記』の世界を知る
② 5月28日(水) 播磨の伴善男の墓
③ 6月25日(水) 仁賢・顕宗天皇の逃避行
④ 7月23日(水) 人を襲う鹿の話
⑤ 8月27日(水) 播磨の広峯神社と京都の祇園社
時間 水曜日 13:00~14:30
- 会場
- 東加古川駅前サテライトキャンパス(HUES)
- 定員
- 30名
- 受講料
- 8,250円