講座
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No.1071 源氏物語の世界
―第一帖からふたたび読む、和歌に注目!!―
「玉鬘」の登場によって、物語は大きく揺れ動きました。養女玉鬘への想いに悶々とする光源氏もいよいよ決着をつけねばなりません。玉鬘をどうするか。冷泉帝への宮仕えを思いついた光源氏は、裳着の儀式を機に実父内大臣に真実を話します。この公表が巻き起こす貴公子たちの動揺は、玉鬘の行く末を決定づけ、新たな悲劇を生み出すことになります。
★持ち物:筆記用具、源氏物語現代語訳付「第五巻 螢〜藤裏葉」
★新規受講者の方にはテキストをプレゼント
目標・メッセージ
光源氏をはじめ男君たちの心をを惑わした「玉鬘」を射止めた(?)のは結局誰なのでしょうか
講師・略歴
西中 裕子(兵庫県いなみ野学園 元副学園長)
兵庫県立高等学校教諭を経て、県立夢野台高等学校校長、兵庫県いなみ野学園副学園長等をつとめる。
【参考図書】源氏物語 現代語訳付「第一巻 桐壺~若紫」「第二巻 松摘花~花散里」「第三巻 須磨~松風」「第四巻 薄雲~胡蝶」「第五巻 螢〜藤裏葉」(角川ソフィア文庫)(前年度の講座テキスト)
日程
① 10月17日(金) 「行幸」 ① ~大原野行幸と玉鬘~
② 10月31日(金) 「行幸」 ② ~内大臣、玉鬘を娘と知る~
③ 11月14日(金) 「行幸」 ③ ~玉鬘の裳着~
④ 11月28日(金) 「藤袴」 ① ~玉鬘と夕霧~
⑤ 12月12日(金) 「藤袴」 ② ~玉鬘への求婚~
⑥ 1月16日(金) 「真木柱」 ① ~玉鬘と髭黒大将~
⑦ 1月30日(金) 「真木柱」 ② ~家族の悲劇、乱心騒動~
⑧ 2月 6日(金) 「真木柱」 ③ ~家族の悲劇、実家に帰る~
⑨ 2月20日(金) 「真木柱」 ④ ~玉鬘、宮中出仕とその後~
時間 金曜日 14:40~16:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 30名
- 受講料
- 14,850円