講座
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No.1171 歌舞伎・文楽の楽しみ
―世話物――江戸の「現代劇」―
江戸時代から現在まで行われている、歌舞伎と人形浄瑠璃(文楽)の作品は、大きくは時代物、世話物、舞踊に分けられるとされます。前期は時代物について考えてみました。今回は「江戸時代の現代劇」とされる「世話物」について、どのへんに「現代」性があったのか、作品を検討して考えてみたいと思います。
★持ち物:筆記用具
目標・メッセージ
江戸時代の日本の演劇に興味のある方、お気軽にお越しください。講師は演劇について書く仕事をしております。
講師・略歴
寺田 詩麻(龍谷大学文学部 准教授)
東京都生まれ。
早稲田大学文学研究科博士課程後期満期退学。博士(文学)
共立女子大学などで非常勤講師。2017年4月から龍谷大学に勤務。
【著書】『明治・大正 東京の歌舞伎興行―その「継続」の軌跡―』(春風社)
日程
① 2月27日(金) 「世話」とは何か――「世話物」の歴史
② 3月 6日(金) 近松門左衛門の「世話」――心中物そのほか
③ 3月13日(金) 江戸という都市の「世話」――黙阿弥から新歌舞伎
時間 金曜日 10:40~12:10
- 会場
- 兵庫大学エクステンション・カレッジ
- 定員
- 15名
- 受講料
- 4,950円