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講座

講座

No.2031 【兵庫のミュージアムを巡る旅】ひょうごの遺跡が語る『まつりの古代史』
―兵庫県内祭祀遺跡出土の石製模造品・土製模造品・木製祭祀具について―

祭祀遺跡で出土する、古墳時代の石製模造品(姫路市長越遺跡、宍粟市伊和遺跡、南あわじ市木戸原遺跡他)、同時代の土製模造品(加古川市行者塚古墳、加東市河高上ノ池遺跡他)、そして但馬地域に多い律令時代の木製祭祀具(豊岡市袴狭遺跡群、朝来市柴遺跡、多可町安坂城の堀遺跡他)。これらを取り上げ、祭祀の内容・遺跡の性格を考えていきます。

★持ち物:筆記用具

目標・メッセージ

播磨国・淡路国出土の古墳時代石製模造品と、播磨国の土製模造品、そして但馬国などの木製祭祀具の特徴から、それぞれの遺跡の祭祀内容と性格を特定していきましょう。

講師・略歴

大平 茂(兵庫県立考古博物館 名誉学芸員)
1977年、國學院大學 大学院博士課程前期修了(文学研究科日本史学考古学専攻)
後に、兵庫県教育委員会社会教育文化財課勤務。兵庫県立考古博物館 学芸課長
定年後、 播磨町郷土資料館 学芸員、 三木市立金物資料館 館長
著書に、2008年 『祭祀考古学の研究』 雄山閣 学位論文
2020年、『まつりの古代史』 神戸新聞総合出版センター のじぎく文庫
2021年、『播磨国風土記の古代史』(分担執筆) 神戸新聞総合出版センター
2025年、『続 祭祀考古学の研究』 雄山閣 
                  

日程

① 10月28日(火) 古墳時代の石製模造品とは何か。その性格と祭祀内容について。
② 11月 4日(火) 古墳時代の土製模造品とは何か。その性格と祭祀内容について。
③ 11月11日(火) 律令時代の木製祭祀具(人形・馬形・斎串など)とは何か。その性格と祭祀内容(大祓)。
④ 11月18日(火) 県立考古博物館展覧会解説 ※現地集合現地解散

時間 火曜日 13:00~14:30

会場
兵庫大学エクステンション・カレッジ
定員
30名
受講料
6,600円(観覧料含む)
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