地域連携・生涯学習からのお知らせ
地域連携・生涯学習からのお知らせ
2016.04.02
兵庫大学に地域医療福祉研修センターが誕生しました
H28年3月、兵庫大学に地域医療福祉研修センターが誕生しました。
地域医療福祉研修センターは、医療従事者や福祉従事者及び地域住民の方々へ、実践的な医療技術習熟の場を提供し、地域の医療・福祉・介護をより安全で質の高いものにすることを目的に設立され、「メディカルシミュレーションセンター」「看護・介護研修センター」の2つの施設から成ります。
本センターでは、質の高いサービスが提供できる医療従事者と福祉従事者の養成及び、子育てや介護などで家事に専念している潜在看護・介護職者の職場復帰前の訓練(リカレント教育)といった社会の課題に応えるべく、最新の設備で医療体験プログラム等の研修を提供いたします。地域包括ケアシステムの構築に向けてチーム医療の実践を推進するための総合的な研修の場としてご利用いただけます。
【メディカルシミュレーションセンター】
看護師等医療従事者及び地域住民への実践的な医療技術習熟の場を提供することにより、地域の医療をより安全で質の高いものとすることをめざします。センターでは病院の一般病棟と同じような「ナースステーション」「一般病室」が設置されており、患者を模した最新のシミュレーターを用いながらの実践的な学習を通じて、医療現場で通用する実践力を高めます。
なお、地域の現任教育研修に向けた講座を継続的に開講し、最新のシミュレータの活用方法についてレクチャーすると共に、シミュレータの操作方法を学習する機会を提供します。
【看護・介護研修センター】
訪問介護、訪問看護に関わる介護・看護専門職、介護支援専門員(ケアマネジャー)、主任介護支援専門員等の在宅ケアスキルの向上と新たなスキルの開発をめざします。
入浴エリアでは病院・社会福祉施設で導入されている代表的な入浴設備を設置しており、入浴介護で必要とされる様々なスキルと配慮を学ぶことができます。
また、在宅支援エリアでは6畳和室、押し入れ付(1LDK)を想定した生活空間を再現しており、自立から寝たきりの利用者までの各ADL(日常生活動作)に応じた生活支援のあり方を学びます。また、要介護度に合わせた介護機器の導入の可否について検討を行うことができます。
地域医療福祉研修センタースタッフ一同、皆さまのご利用をお待ちしております。