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地域連携・生涯学習からのお知らせ

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2016.08.07

「ひょうご・東日本大震災被災地『絆』ボランティア活動」に参加しました。

 昨年に引き続きひょうごボランタリープラザ主催の「ひょうご・東日本大震災被災地『絆』ボランティア活動」に本学学生12名、職員1名とNPO法人「シミンズシーズ」職員1名が参加しました。

 今回は8月4日(木)~8月6日(土)にかけて実施され、現地では名取市閖上地区、東松島市の野蒜駅、石巻市の旧門脇小学校を視察したのち、仙台七夕花火大会のボランティア活動に従事しました。

 名取市閖上地区では震災の際に家を流され、二日間屋根で救助を待った方から直接、話を伺うことができました。その方は、昔から閖上地区には津波は来ないといわれていて、その過信が今回の津波で多くの方が亡くなった原因の一つだと話してくださいました。

 30年後には自分はもう現在の閖上の様子を伝えることはできないから今回参加した若い人たちが現在の様子を子供たちに伝えてほしいとメッセージを送っていました。
 直接、被災された方から話を伺ったことと、現地の様子を見たことは非常に貴重な経験となりました。

 東松島市の野蒜駅、石巻市の旧門脇小学校では東北大学多元物質科学研究所の村松淳司教授が案内してくださり、それぞれの地域の復興の進み方や復興の方針の違いなどがあることが話してくださいました。東日本大震災から5年経つ今、各市や町がどのようにして復興を進めてきているかを知ることができ、まだまだ復興の途中であることを目の当たりにすることができました。

 仙台七夕花火大会のボランティアでは30度を超す暑い中でしたが、学生たちは一生懸命、活動に従事していました。観客の誘導やチケットの回収、後片付けと大変でしたが、学生からは「楽しかった」「参加してよかった」と声があり、充実したボランティア活動となりました。

【名取市閖上地区で話を伺う様子】

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【閖上地区で過去にあった津波の被害を伝える石碑(左)と津波被害を受けた沿岸部の様子(右)】

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【説明してくださる村松先生(左)と震災遺構となった旧野蒜駅(右)】

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【花火大会でのボランティアの様子】

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