INTERVIEW
丹波篠山市役所
社会福祉課 職員(ケースワーカー)


CASE WORKER
PROFILE
氏名:R.N
卒業学科:社会福祉学科 (2022年度卒業)
趣味:水族館へ行く
ー職場での仕事内容はどのようなものですか?
私は丹波篠山市役所の社会福祉課生活福祉係で生活保護に関する業務をしています。生活保護のケースワーカーとして、私が担当する約80世帯の対応をします。訪問やその時々の対応、月1回ある生活保護費や扶助ごとの認定等を行なっています。また、生活保護の開始や廃止の判断も行います。
ー仕事のやりがいや、普段どのような気持ちで働かれていますか?
仕事のやりがいを感じるのは、生活保護を受給することによっておこる生活の変化を見守ることができ、今後の生活がより良いものになるために一緒に考えていける点にあります。生活保護を受けているといっても、生活環境等は一人ひとり全く違うため、その方の思いに寄りそった支援方法を考え業務を行なっています。

ー学生時代に得た知識や経験は、 現在どのように活かされていますか?
すごくありきたりなことなのですが、人とのコミュニケーション方法が今の仕事の中で一番役に立っていると思います。市役所という場所であるため、利用者の方々の他に他部署や他機関、地域住民など、様々な方と話すタイミングがあり、その場にあった対応をする必要があります。学生時代の経験がかなり糧となっています。
ー学生時代で1番印象に残っている事は何ですか?
4年時の国家試験の勉強が1番印象に残っています。3年時から対策は始まっていましたが、私自身4年生の夏休みまで実習があり、本格的にやり始めたのは9・10月頃からだったような気がします。友人や先生の力を借りて頑張っていました。大学に12時間以上滞在し、勉強したこともありました。しかし、同じ目標を持った仲間と共に過ごした時間は最高の思い出です。

TIME SCHEDULE
仕事の日のスケジュール
ー仕事に活かすためにプライベートでしていることを教えてください。
情報収集は大切にしています。ニュースや法律の改正などを見ることで現在の制度の確認をしています。時には漫画から学べる知識もあります。 自分の対応している仕事のみならず、福祉全体の知識を得るために友人等との情報交換も時々しています。
ー今後の目標、 どのような職員を目指していますか?
まずは知識をつけ、利用者の方に適した支援を行えるようにしたいです。行政職として働く以上、できることできないことの判断をする必要があり、根拠を持った支援を行う必要があります。自分の発言に責任を持ち、地域の担い手として自覚を持った支援者になりたいと思います。

ー日々の業務等で “ありがとう” や “感謝” を伝えたい、若しくは、
その言葉をいただいたご経験があれば教えてください。
職場の上司や同期、そして利用者の皆様に「ありがとう」と伝えたいです。いつも助けてくれてありがとう。私を頼りにしてくれてありがとう。多くの人に支えられながら日々業務を行なっています。業務を行う中で生活保護という業務の特性上、クレーム対応も多くあります。しかし時には「あなたが担当で良かったありがとう。」と言ってくださる方もいます。言葉の持つ力に支えられつつ福祉に関わっていきたいと思います。

HOLIDAY
休みの日の過ごし方
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水族館へ行く
毎月どこかしらの水族館に行っており、気分のリフレッシュをしています。先日も和歌山のアドベンチャーワールドに行ってきました。圧巻のイルカショーに目を奪われました。休日は仕事のことは全て忘れ、楽しむことを大切にしています。
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自分のしたいことを
する行きたい場所には行く、食べたいものがあったら食べる!というようにその時に、自分のしたいことをします。 お金を使いすぎてしまうという難点もありますが、今を楽しむことが一番のリフレッシュです!!!
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好きなだけ寝る
というように自分の欲望のまま生活することがリフレッシュになっています
社会福祉学科
医療や福祉の分野で、
社会福祉士・精神保健福祉士・
医療ソーシャルワーカーとして活躍しています。
就職先
● 福祉施設等
- 社会医療法人愛仁会
- 社会福祉法人明石恵泉福祉会
- 社会福祉法人あかりの家
- 社会福祉法人加西市社会福祉協議会
- 社会福祉法人きらくえん
- 社会福祉法人神戸聖隷福祉事業団
- 社会福祉法人神戸福生会
- 社会福祉法人博愛福祉会
- 社会福祉法人播磨同仁学院
- 社会福祉法人日の出福祉会
- 姫路医療生活協同組合
- 社会福祉法人報恩会
- 医療法人社団奉志会
- 社会福祉法人桜谷福祉会 など
● 公務員
- 境港市
- 丹波篠山市
- 兵庫県
- 兵庫県(精神保健福祉センター)