活動報告
活動報告
2025.09.18
【活動報告】災害ボランティアセンター設置・運営訓練のボランティア役に参加しました
令和7年9月11日(木)本学において社会福祉法人 加古川市社会福祉協議会主催の「加古川市災害ボランティアセンター設置・運営訓練」に学生の皆さんがボランティア役として地域の方々とともに参加しました。
本学は、令和5年9月に加古川市社会福祉協議会と災害支援協定を締結しています。大規模災害が発生した場合、大学の施設を使用することや学生ボランティア活動支援協力を目的としており、今回も訓練の協力要請があり、学生が参加しました。
当日、あいにくの天気のため、屋外での活動を中止し、屋内で「マッチング班」「ボランティ受付班」「救護班」の訓練となりました。
学生は「ボランティア受付班」に「ボランティア活動に来た役」として列に並びました。
災害地でのボランティア活動を開始するには、まず、受付で「ボランティア保険の加入手続き」を行います。その後、「ボランティアの登録受付」を行い、新規・継続、個人・団体の分類や専門技術や資格の有無を伝えた後、「マッチング班」とボランティア内容のマッチングを行い、派遣されます。
例えば、「タンスなどの大きな家財道具を運搬するボランティアです。いけますか?」とマッチング担当の職員が説明を行い、「できます」という人が集まって活動します。学生は受付を行った後、マッチング班によるボランティア内容(割れた食器と窓ガラスの破片の撤去・倒壊した家具を屋外へ運搬する等)の説明を聞いて、自分のできるボランティアに挙手し、それぞれ派遣されました。
学生は派遣先の住居等を地図で確認し、出発するまでを訓練しました。
その後、ミニ懐中電灯や消毒シート、エチケット袋やホイッスルが入った防災ボトルの作成も行いました。
参加した学生からは、「自分にできる活動内容か、しっかり聞いてから活動することを知って、人それぞれ役割がしっかり決まっていることを知った」「災害時には役割分担や協力することが大切だと分かった。」等の感想が聞かれました。
また、今回は女子駅伝部の皆さんも参加してくれました。
皆さんは今月9月27日(土)神戸しあわせの村にて開催される第35回関西学生対校女子駅伝競走大会兼第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 関西地区予選に出場されます。
昨年は堂々の3位に入賞され、第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会では13位の成績を残しました。
今年も皆さんの活躍が楽しみです!!
日頃から災害に備えることが大切です。ボラセンの立ち上げの流れを知ったことは学生にとって大変貴重な経験となりました。この訓練から、学生一人ひとりに災害への危機意識が高まること、ボランティア活動への意識などが広がってほしいと考えます。
学生の皆さん、訓練に参加していただき、ありがとうございました。





