実践食育
研究センター
実践食育研究センター
実践食育研究センターのお知らせ一覧へ
- 2022.08.26
- 山椒の香りに関する研究論文がMolecules誌に掲載されました。
- 2022.07.20
- 研究成果がBiosci. Biotechnol. Biochem.誌に受理されました。
- 2021.04.22
- 日本農芸化学会2021年度大会で発表しました。
センター長メッセージ
地域の健康増進を目指して
実践食育研究センターは、自然豊かな加古川地域の唯一の大学である本学の特性を活かし、播磨地域一帯の食文化や、栄養・健康に着目した研究・教育を通して、地域に貢献することを目的として設立されました。
実践食育研究センターでは、栄養マネジメント学科教員が中心となり、学生たちとともに様々な活動が行われています。基本理念である「地域住民の健康の維持・増進」に向けて、子どもたちから高齢の方々まで地域住民のニーズに合った食育活動、地域の食材を使った新たな食品の研究開発、地域の健康をサポートする実践教育に関する研究を行い、成果を地域に還元していきたいと考えています。
実践食育研究センター長 内田 亨
沿革
- 2010年10月9日
- 実践食育研究センター設置
- 2010年7月15日
- センター長に大西 隆仁氏就任
- 2010年7月15日
- 副センター長に矢埜 みどり氏就任
- 2014年4月1日
- センター長に内田 亨氏就任
実践食育研究センターの趣旨
兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科では、食と栄養に関する研究を推進する一方で、最新の研究成果を随所に組み入れた教育カリキュラムを基盤に、管理栄養士養成教育を実施してきました。
実践食育研究センターを中心とした事業は、更に高度な知識と栄養管理技術を駆使できる人材養成を目指すと共に、播州播磨地域一帯の食文化や、栄養・健康に着目した研究を実施し、食育という視点から地域住民の健康を支え、広く地域に貢献することを目的としています。これは、従来の栄養素中心的な栄養学及び資格取得重視の人材養成ではなく、「生活習慣病と食」「親子で考える食」「地場産業育成と食品」「地域特有の疾病と食」等、特に播州播磨周辺の地域に根差した食に関する実践研究を通して、真に人間の健康の保持増進について考えることができる食のスペシャリストの養成を目指すということを意味します。
現代においては、食を通して疾病の予防と健康の保持・増進のために各分野の専門家や地域住民と協働し、食の担い手として活動できる人材養成は急務となっています。そのため、学内に実践食育研究センターを設置し、播州播磨地域の食に関する様々な活動の中心拠点としての機能を担い、“地域課題を解決できる栄養マネジメント研究とは何か”“食のスペシャリスト育成を通して地域に貢献できる人材養成とは何か”を事業や実践研究を通して追求してまいります。このことは食のスペシャリストを養成する地域密着型の機関としての兵庫大学の役割を担うものでもあります。